2月に入り、厳しい寒さが続きますが、いよいよ今年も花粉シーズンがやってきました・・・!寒がりの私にとっては、春も間近ということはとてもうれしいことなのですが・・・やはり花粉症を持つ方には、ゆうつな季節到来ということになりますね。
早めに薬剤(点眼、点鼻、内服など)を使用して飛散のピークに備えると、症状を軽くすることができるといわれていますので、症状がひどくなってからではなく、ひどくなる前の、お早めの受診をおすすめいたします。
また、花粉の飛散の多い日は、外出や外での洗濯干しを控えるなどの対策も大事です。花粉の飛散状況を知るには、環境省の花粉飛散観測システム(はなこさん)を参考にしてください。めがね、マスクの着用することで、直接目や鼻に花粉が入るのを減らすことができます。
さて、花粉症の根治治療といえば、「減感作療法」ですね。減感作療法とは、花粉などのアレルゲンを長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく治療法です。成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できるのですが、2〜3年と長期間にわたるため根気が必要なほか、ショック症状などの副作用の可能性もあるため、治療を行える医師や病院が限定されています。そのため、日本ではあまり普及していません。当院にも、時々お問い合わせがあるのですが、申し訳ないのですが、行っておりませんm(__)m
その代わり、あと数年で、経口減感作療法のお薬が日本でも使用できるようになります。経口減感作療法とは、その名のとおり、注射の代わりに、口の中(舌の裏側)にアレルゲンを入れて、体を徐々に慣れさせていく方法で、欧米ではとてもポピュラーな治療法です。注射のような副作用が少ない、家でもできるので、通院回数が少なくてすむというメリットがあります。
この経口減感作療法のお薬が日本で使用可能になったら、すぐに当院でも行う予定でおりますので、どうぞ、あと数年、お待ちになっていてくださいね。本当に認可が待ち遠しいです・・・(#^^#)
(2008.2.14 八木由奈)




