今月の感染症情報

2018(平成 30)年 第 34週(8月 20日〜8月 26日)

「胃腸炎や溶連菌、夏風邪が増えています」

第 34 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は前週比 33.5%増でした。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RS ウイルス 感染症、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 3.5人、1.7人、1.6人、1.2人、0.7人 でした。

感染性胃腸炎は前週比40%増、 RSウイルス感染症は4%減、ヘルパンギーナは 38%増、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 61%増でした。 手足口病は 10%増でした。

 「東京都、千葉県で風疹が急増しています!」

2018年第30週(7月23日〜29日)に首都圏で19人の報告があり、その後も風疹の患者数は増え続け、現在139人で、2015〜2017年の同時期における報告数を超え、さらに2016及び2017年の年間累積報告数を超えています。

報告患者の91%(127人)が成人で、男性が女性の約3倍多くなっています (男性107人、女性32人)。特に30〜40代の男性に多く(63%)、女性は20代に多くなっています(41%)。

妊婦さんが風疹にかかると、おなかの赤ちゃんに重篤な症状(先天性風疹症候群)がおこることがあります。成人、特に男性の方で過去に麻疹・風疹ワクチンを1回も接種していない、接種歴が不明の方は、この機会にぜひワクチンを接種してください! 接種は任意接種(有料)になります。

詳しくは以下をクリックしてください。

首都圏における風疹急増に関する緊急情報:2018年8月15日現在

国立感染症研究所 感染症疫学センター(掲載日:2018年8月21日)