アレルギー外来

喘息やアトピー性皮膚炎の治療でもっとも大切なことは、医療スタッフと患者さん・ご家族とのパートナーシップです。
当院の医師は、日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医の資格を有し、日本皮膚科学会・小児アレルギー学会のガイドラインに沿った標準的な治療、管理を行っていますが、どんなによいお薬を処方しても、使い方が適切でなければ、治療効果は望めません。
患者さんとそのご家族は、自分の治療計画や服薬内容を知り、医療スタッフと共同で根気よく治療を行っていかなくてはいけません。
そこで、当院のアレルギー外来では、医師による治療内容の説明に加え、日常生活を考慮したアドバイス(スキンケアの方法、掃除の方法、除去食の進め方等)を行っています。

 
保育園、幼稚園、学校に通っているお子さんの場合、園や学校との連携も必要になります。当院では、園、学校に対し、除去食や日常生活の注意点などを記入した指示書を発行し、お子さんがスムーズに集団生活を行えるようサポートします。また、ハチや食物によりアナフィラキシーショックの可能性のある方に対し、エピペン®の処方も行っています(八木由奈医師)。
3歳以上の卵、牛乳、小麦アレルギーのお子さんに対しては、緩徐経口耐性誘導法(slow SOTI)、12歳以上の方に対し、スギ花粉・ダニ抗原の舌下免疫療法を行っています(八木由奈医師)。
 
これらの治療は、年齢、アレルギーの程度により適応が異なります。ご希望の方は、一度受診していただき、相談してください。

アレルギーのあるお子さんが、すこやかに育つことができるよう、一緒にがんばりましょう。

★アレルギー外来は予約制(毎週月・金曜日の14時〜15時)となっております。
ご予約は、インターネット、お電話、または直接ご来院にて承ります。

【担当医】  八木由奈医師

スギ花粉症・ダニによるアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法について

当院では、スギ花粉症・ダニによるアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法のお薬(スギ:シダトレン®、ダニ:ミティキュア®)の処方を行っています。

この治療は、スギ花粉やダニ抗原の舌下投与(口の中、舌の下に投与し、2分おいて飲み込む)を続けることで、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を弱めて楽にする治療法です。完全に治すことは難しいとされていますが、当院で治療をされている患者さんの90%以上の方が、かなりの(ほとんど抗アレルギー薬を内服する必要がない程度)治療効果を認めています。

方法は、日にちをかけて(スギ花粉:2週間、ダニ:1週間)抗原を増量し、その後、毎日同じ量の抗原を飲み続けます。期間は2年以上が好ましいとされています。12歳以上の方が適応で、治療前に、医師の診察(問診、必要な方には血液検査)を行い、医師が適応と認めた場合にのみ、治療可能となります。

※スギ花粉症の治療は、花粉飛散終了後(6月ごろ)から12月までの間に開始します(花粉飛散時期は治療は開始できません)。ダニアレルギーの治療は時期を問いません。

治療を希望される方は、まずは医師の診察の予約をお取りください。(担当医:八木由奈医師)

より詳しく知りたい方は鳥居薬品のサイトをご覧ください。

アドレナリン自己注射薬(商品名:エピペン)について

アドレナリン自己注射薬(エピペン®)とは、ハチ毒、薬剤、食物などによりアナフィラキシーの症状を起こす可能性のある方が、前駆症状が出現した時点でお薬を自己注射することで、より重篤なショック症状を抑えるためのお薬です。

このお薬は、一時的に症状の進行を抑えるお薬ですので、使用後は直ちに救急病院等を受診していただく必要があります。

またこのお薬は1年の使用期限があり、1年を過ぎると新しいお薬に交換(交換には医師の処方が必要)しなくてはいけません。

当院はエピペン登録医がエピペンについてのご相談、使用方法についての説明、処方を行っています(担当:八木由奈医師)。

アナフィラキシーやエピペンについて、より詳しくは、

ファイザー製薬のエピペンのサイト

患者さん向けサイトアナフィラキシーってなあに

をご覧ください。