沖縄県を発端に、国内で麻疹が発生しています!

2018年5月11日現在、国内で102人の麻疹患者が発生しています。内訳は、沖縄67、愛知11、東京9、・埼玉6、茨木3、山梨1、静岡1、大阪1、山口1、福岡1 です。年齢別では20歳以上の成人が74%、10〜14歳が11%、5〜9歳が8%、15〜19歳が4%、接種歴別では接種歴不明あるいは接種歴なしが78%、1回接種が13%、2回接種が10% となっています。

国立感染症研究所:IDWR速報グラフ

麻疹は空気感染し、大変強い感染力を持っているため、たとえ国内であっても、人混みなどでいつ感染してもおかしくありません。(病院だけでなく、空港、イベント、コンサート会場なども危険)

ご自身の麻疹ワクチン歴を確認していただき、不明あるいは接種歴が無い場合は、MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)を接種して下さい。(2018.5.11)

国内で麻疹の集団発生がおこっています

国内で麻疹(はしか)の集団発症が発生しています!

 

今年に入っても、成人を中心に自動車学校、会社、医療機関、空港などで、麻疹(はしか)の集団発症が続いています。

今回も、患者さんのほとんどが20〜40歳代の成人です。これは、麻疹・風疹にかかったことがなく、またワクチンの2回接種を済ませていない人がこの年代の中に一定数いるため、これらの年代の集団にいったん麻疹や風疹が入り込み、大きな流行を引き起こしたためと考えられています。

成人の方で、麻疹・風疹にかかったことのない方、ワクチンを1回も受けていない、あるいは1回しか受けていない方は、麻疹・風疹混合ワクチンを接種しましょう!

※現在、ワクチンが少しずつですが入荷可能となりました。成人の方で接種希望の方は、受付までご相談ください。

                                  2017.5.7.

忘れていませんか!?麻疹・風疹ワクチン

麻疹制圧に向けた5年間の時限措置(中1、高3で2回目の接種を行う)が、2012年度で終了します。現在中1、高3の人は、来年3月31日までに忘れずに麻疹・風疹ワクチンを接種しましょう!

 

風疹の患者数が増加しています!患者の多くは成人男性(以前、女子中学生のみに風疹ワクチンを接種していたため)ですが、1回しかワクチンを接種していない、10代、20代の女性にも見られています。

成人が風疹にかかると高熱、関節痛、発疹、首のリンパ節の腫れが起こり、3〜5日間仕事を休まなくてはなりません。

また、最も恐ろしい合併症は、妊婦さんが風疹にかかった時に胎児に起こる「先天性風疹症候群」です。ご自身だけなく、配偶者、パートナーを守るためにも、成人男性の方も、ワクチン接種が必要です。

麻疹は、制圧運動が功を奏し、現在、日本国内の発症はほとんどなくなっています。一方で問題となっているので海外からの「輸入麻疹」です。

国内でなくなったとはいえ、この国際化の時代です。1回しかワクチンを接種していないすべての人(成人・小児にかかわらず)は、麻疹・風疹ワクチンをもう1回接種するべきです。

(2012.12.6)

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)について

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)とは、小児に重篤な感染症(髄膜炎、肺炎、中耳炎など)をおこす7種類の肺炎球菌による感染症を予防するワクチンです。日本では、2010年2月に発売が開始されました。

肺炎球菌ワクチンは、アメリカで2000年に承認されて以来、世界約100カ国で使用され、うち45カ国では定期接種プログラムに導入されています。日本国内では新発売ですが、世界では、約10年の使用経験がある、比較的安全なワクチンといえます。

肺炎球菌感染症は0歳代に最も多く、ついで1歳代に多くなっています。したがって、特に、保育園などの、集団生活に入る予定の低年齢(0歳〜)のお子さんにすすめられます。 

当院は、希望者に対し、接種を行います。4歳までのお子さんは無料です。 お問い合わせ、ご予約は、受付にて承ります。

接種スケジュールは、以下のようになります。 現時点では、DPTやHibワクチンとの同時接種は行っていません(まだ国内で同時接種の例が少ないため)。  当院ではすべてのワクチンで同時接種を行っています。スケジュールについては、受付までご相談ください。(2012.12.6訂正)

<生後2〜6ヶ月のお子さん>

2〜6ヶ月に1回目を接種し、その後、27日以上の間隔を空け、2回目、3回目を行います。3回目の接種の後は60日以上の間隔を空け、4回目を接種します。計4回の接種となります。

<生後7〜11ヶ月のお子さん>

7〜11ヶ月に1回目を接種し、その後、27日以上の間隔を空け、2回目を行います。2回目の接種の後は60日以上の間隔を空け、3回目を接種します。計3回の接種となります。

<生後12〜23ヶ月のお子さん>

12〜23ヶ月に1回目を接種し、その後、60日以上の間隔を空け、2回目を行います。計2回の接種となります。 

<生後24ヶ月以上〜9歳のお子さん>

1回接種のみです。 

子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)について

当院では、希望する方に対し、子宮頸がんワクチン(サーバリックス)の接種を行います。

接種にはご予約が必要です。お電話、または直接ご来院の上、ご予約をお願いいたします。 

<対象>10歳以上の女性 

      当院は小児科のため、原則として10〜18歳のお子さん

      成人の方は要相談。ただし、妊娠中、授乳中の方は接種できません。

<接種回数>0、1、6か月後の計3回

<料金>1回15,000円

 

患者さんからいただいたご意見・ご要望

※待合室に、ビデオをつけてほしい。

 ご意見ありがとうございました。待ち時間が長くなると、お子さんは退屈し、お母さんは大変ですね。2歳以下のお子さんのテレビ・ビデオの視聴については、言葉やコミュニケーションの遅れとの関連が指摘されており、できるだけ短時間によるよう学会から勧告がでています。したがいまして当院は、小さなお子さんへの悪影響を考慮し、待合室でのビデオ視聴をおこなっていません。随時新しい絵本を入れていくようにいたしますので、ぜひお子さんに絵本を読んであげてください。 

※待合室のおもちゃの電池を入れてほしい。

 ご指摘ありがとうございました。光や音の影響なども考慮する必要がありますが、お子さんが退屈してはいけませんので、電池は入れていきたいと思います。

※受付のところにベビーベッドやイスがあると、抱っこの子がいても、受付しやすいです。

 ご意見ありがとうございました。柵つきのベビーベッド以外は、かえって転落の危険がありますので、安易にイスなどは置けませんが、対策について、考えてみたいと思います。

中1、高3にMRワクチン追加接種を!

2007年に10〜20代を中心とした年齢層で、はしか(麻疹)が流行し、大学が休校するなど社会的な問題となりました。

このため、過去にはしか(麻疹)の予防接種を1回しか受けていない年代のお子さんに対し、2回目の予防接種を受ける機会が設けられました。

対象者:第2期 幼稚園年長
    第3期 中学1年生
    第4期 高校3年生

接種料金:無料

使用ワクチン:麻疹と同時に風疹の流行予防も目的としているため、MR(麻疹・風疹)ワクチンを接種

よくあるご質問

Q.何歳まで受診できますか?
A.一般的には小児科では、新生児〜中学3年生までを診療いたしますが、もちろん高校生、大学生の方の受診もしていただけます。当院では、高校生、大学生の方の予防接種のご相談を主にお受けしています。
  また、お子さんの体調が悪い時に、お母さん、お父さんがわざわざ内科を受診するのは大変ですので、お父さん、お母さんの急性の感染症、アレルギー疾患の診療もさせていただいています。  申し訳ありませんが、私どもは小児科専門医のため、高血圧・心臓疾患・糖尿病などの持病のある方、ご高齢の方、慢性疾患の診療は行っておりません。内科の専門病院にかかられることをお勧めいたします。

Q.漢方治療はしていますか?
A.申し訳ありませんが、アレルギー疾患の漢方治療は行っておりません。胃腸炎、風邪などの急性感染症の際に、短期的に処方はしています。

Q.減感作療法はしていますか?
A.花粉症・ダニアレルギーに対する減感作療法(抗原を注射する)は、2〜3年と長期間にわたるため根気が必要なほか、ショック症状などの副作用の可能性もあるため、治療を行える医師や病院が限定されています。そのため、日本ではあまり普及していません。申し訳ありませんが、当院でも行っておりません。
  当院では、3歳以上の卵、牛乳、小麦、ピーナツアレルギーのお子さんに対し、緩徐経口耐性誘導法(slow SOTI)を行っています(八木由奈医師)。年齢、食物アレルギーの程度により適応が異なります。ご希望の方は、一度受診していただき、ご相談ください。

 数年後には、花粉症に対し、経口減感作療法のお薬が日本でも認可される予定です。経口減感作療法とは、その名のとおり、注射の代わりに、口の中(舌の裏側)にアレルゲンを入れて、体を徐々に慣れさせていく方法です。認可されれば、当院でも行う予定です。

Q.アトピー性皮膚炎ですが、ステロイドは使いたくありません。
A.ステロイドはもともと体内にある副腎皮質ホルモンと同様の働きをする薬で、さまざまな臓器に働き、炎症や免疫反応を抑える働きがあります。高い有効性がある反面、副作用も報告されています。しかし、全身的な副作用が問題になるのは、内服で長期使用した場合に限ります。外用で皮膚から吸収される薬の量はごく微量で、副作用も内服よりはるかに少ないのです。もちろん、大量に何ヶ月も外用を続けると、皮膚が薄くなる、血管が浮いてくる等の副作用が現れることがありますので、医師の指示を守っていただく必要があります。
  ステロイドを使いたくないと言われるお母さんのお話をお聞きすると、この、内服の副作用と、外用の副作用を混同されておられる場合がほとんどです。残念ながら、重症化している患者さんの多くは、「ステロイド恐怖症」で、ステロイドを使わずに自己流の治療をされている方のようです。当院では、必要があればステロイド外用薬(塗り薬)を使用し、早期のコントロールを計っていきます。ステロイド外用薬は医師の指示どおりにきちんと使えば、怖い薬ではありません。治療を成功させるには、実際に外用をしてもらうお母さんのご理解、ご協力が不可欠です。ご不安があるようでしたら、医師にご相談ください。

季節性インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンはすべて予約制となりますので、お電話(072-928-7711)、または直接後来院の上、ご予約をお願いします。

※対象は、6ヶ月〜15歳のお子さんです。
※12歳以下のお子さんは2回、13歳以上のお子さんは1回接種します。
※料金は、1回3000円です。
※接種は月、火、水、金の14時から15時に行います。
※卵アレルギーをお持ちの方は、当院受付までご相談ください。