アレルギー科

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、「増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。またアトピー素因とは、「(1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)、または(2)IgE抗体を産生し易い素因」と説明されています。 症状はかゆみを伴う発疹で、皮膚が乾燥してざらざらすることが多いです。肘や膝の内側のくぼみ、顔、首などによく現れます。病因としてはほこり・カビ・ダニなどのアレルギーによる場合と、アレルギーが認められない場合に分かれます。遺伝子の関わりも研究されています。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、ハウスダストやダニ、花粉など体にとっては異物である抗原(アレルゲン)を鼻の粘膜から吸入することによって体の中に抗体ができ、何度か抗原を吸入しているうちに抗体が増え、やがてアレルギー症状が起こってくる病気です。喘息との関連もあります。 アレルギー性鼻炎には、通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎とがあります。通年性アレルギー性鼻炎のアレルゲンは、ハウスダストやダニ、ペットの毛、カビ、などで、一年中症状があります。もう1つの季節性アレルギー性のアレルゲンは、スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉で、花粉症とも呼ばれます。花粉症の場合、目のかゆみ、涙目など目の症状を伴う場合が少なくありません。

アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法

この治療は、スギ花粉やダニ抗原の舌下投与(口の中、舌の下に投与し、2分おいて飲み込む)を続けることで、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を弱めて楽にする治療法です。
方法は、日にちをかけて(スギ花粉:2週間、ダニ:1週間)抗原を増量し、その後、毎日同じ量の抗原を飲み続けます。期間は2年以上が好ましいとされています。12歳以上の方が適応で、治療前に、医師の診察(問診、必要な方には血液検査)を行い、医師が適応と認めた場合にのみ、治療可能となります。
※スギ花粉症の治療は、花粉飛散終了後(6月ごろ)から12月までの間に開始します(花粉飛散時期は治療は開始できません)。ダニアレルギーの治療は時期を問いません。
治療を希望される方は、まずは医師の診察の予約をお取りください。

アドレナリン自己注射薬

アドレナリン自己注射薬とは、ハチ毒、薬剤、食物などによりアナフィラキシーの症状を起こす可能性のある方が、前駆症状が出現した時点でお薬を自己注射することで、より重篤なショック症状を抑えるためのお薬です。
このお薬は、一時的に症状の進行を抑えるお薬ですので、使用後は直ちに救急病院等を受診していただく必要があります。
またこのお薬は1年の使用期限があり、1年を過ぎると新しいお薬に交換(交換には医師の処方が必要)しなくてはいけません。